周囲の人がうつ病になったら|うつ病の症状があれば早めに診断しよう

医師の診断基準とは

悩む人

うつ病の診断は知識や経験がない人では難しく、適格に診断することができません。また、本人だけ病院に行って問診を受けることも難しいので、家族やその人のことをよく知っている人がいれば一緒に病院へ連れて行って症状を診てもらうと良いでしょう。

家族や友達のうつ病

ドクター

身近な人にうつ病の症状があり、病院でうつ病と診断されたら家族や周りの人達のサポートが必要になります。うつ病患者とうまく接することは大変かもしれませんが、しっかりと知識を得ることで気持ちの負担を減らすことができます。

放置してしまうと

相談

うつ病の症状を本人が気づくことは難しく、気付いても病院に行かない人もいます。このようにうつ病を放置してしまうと、症状は徐々に悪くなっていき、治療を始めたころには回復までにかかる時間が長くなってしまいます。早めに病院へ行きましょう。

患者数の増加の原因

女の人

圧生労働省による平成26年の調査で、うつ病などの気分障害で医療機関を受診している総患者数は111万6千人で、記録の中で一番多い人数になりました。その前の調査では、平成23年に95万8千人との調査結果が出ているので、比較すると約16%も増加していることがわかります。また、平成8年には43万4千人で、調査結果が出るたびに患者の人数が増えているのが分かります。また、年代別で見てみると、40代の患者が多く19.6%を占めていることが分かりました。60代、50代が40代の後に続いています。このような結果から40代から60代までの年代に多くいることが分かっていて、仕事場では中間的存在になる世代で、ストレスなどのメンタル面で負担が大きい世代だと思われます。年々うつ病患者が増えていることは調査を見れば一目瞭然ですが、その理由は昔に比べてうつ病の認知度が高くなったことが一つあると言えます。メディアでもうつ病やその症状に関することなどの情報が流れているのを見て、自分や周囲の人がこの病気かもしれないと気が付いて病院に行く人が増えたことが挙げられます。以前まで精神科やメンタルヘルス科といった病院に行くことに大きな抵抗を感じる人が多くいましたが、うつ病の認知度も高まったこともあり精神科などへの抵抗が少なくなったと考えられます。また、生活環境の変化が原因となっていると考える人もいます。現代では技術が発展していき、昔の生活環境とは変わりつつあります。テレビ、パソコン、スマホの普及なども原因の1つという人もいます。環境によるうつ病といえば、新型うつといううつ病の症状を訴える人達が増えているのも現状です。このような時代の変化によってうつ病患者の人数は増えてきているようです。

近年増えてきている新型うつとはどのようなものでしょうか。また、通常のうつ病とはどのように違うのでしょうか。通常のうつ病はどんなことでも気分が上がらずに落ち込んだ状態が続き、何事にもやる気が出ないような症状があります。新型うつ病は、憂鬱な気分になり、ネガティブな感情をもち些細なことで傷つき閉鎖的になりますが、気分が上がることもあり、自分が前向きにやりたいと思うことがあれば積極的に取り組むことができます。しかし、感情の起伏が激しいため、すぐにイライラしたり怒ったりすることもあります。つまり感情のコントロールがうまくできなくなるのです。この症状が出ると、嫌な仕事では体調を崩し、休日になると元気に遊ぶことも出来るので、周りからは「怠けているだけ」や「仮病」などと誤解されることがあります。感情が高まり過ぎたときは一緒にいる人が手に負えないようなことをすることもあります。この新型うつは若い女性に多くみられる症状です。うつ病にも様々なタイプがあり、受診してから完全に回復するまでには時間が必要ですが、まずはうつ病についてよく理解することが大切です。