周囲の人がうつ病になったら|うつ病の症状があれば早めに診断しよう

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医師の診断基準とは

悩む人

落ち込むことやテンションが上がらない、仕事やプライベートでうまくいかずに落ち込んでしまうことはあります。しばらく引きずってしまう人もいるでしょう。しかし、それでもうつ病ではない人、元気そうに見えてうつ病と診断された人がいます。では、どのような症状をみて医師はうつ病と診断しているのでしょうか。診断の基準を見ていきましょう。うつ病の診断は診断基準に基づいて行っていきますが、医師の経験や知識がないと主観や思い込みに惑わされてしまうこともあるので、知識のない人による診断は難しいものになります。
診断基準は「理由もなく急に気分が下がる」「気力がなく周囲のことに何も感じない」「食欲が異常に増えたり減ったりする」「眠れない日が続く」「受け答えが上手くいかない」「自分で物事の決定ができない」「死を考える」などの症状がうつ病診断の症状の基準になります。うつ病として診断される人は特別な理由がないことと、症状が続くこと、症状によって仕事や学校へ行けなくなるなどは特に大きな決め手にもなります。また、このような医師のカウンセリングによる診断の他に、脳の検査を行うことでもうつ病かどうかを調べることができますが、保険が適応されず費用が高いので負担が大きいでしょう。さらに、脳の検査でうつ病と診断することは医学的にはまだ研究段階なのです。そのため、医師による診断を受けますが、うつ病ではないがうつ病と診断されてしまうこともあります。例えば他の病気で、甲状腺、副腎ホルモン、肝臓や腎臓の病気、免疫の異常などにかかっているとうつ病のような症状が現れることもあります。また、薬の副作用によるものや生活のストレスによるものでも一時的にうつの症状が出てしまうことがあります。一時的なものなので時期が来たら良くなることがほとんどなのでそこまで心配することはないでしょう。しかし、このようなことが原因でうつ病を発症してしまうこともあるので家族や周りの人はよく様子を見ておく必要があります。

うつ病は本人では気が付きにくく、その人がうつ病かもしれないと気が付き診断してもらうために病院へ行くことはほとんどありません。家族や身の回りにいる人が気付いたら早めに病院へ連れて行く方がいいでしょう。医師の問診では、本人だけではうまく話しができないこともあるのでその人について詳しく知っている家族などが一緒に付き添って、詳しい話を伝えるとより確かな診断に繋がります。
うつ病は、本人や家族の判断では正しい診断を行うことができないので、いつもと違う様子が続くようなら早めに病院に連れて行って、専門医師による診断を行った方がいいでしょう。うつ病に気が付かずに放っておくと、症状が悪化していき手に負えない状態になる可能性もあります。本人にも家族にも大きな負担にならないように、些細な変化に気づき様子を見て異変に気が付いたら病院へ連れて行くようにしましょう。